森林流域管理学研究室
森林資源の持続的な管理、森林における水循環、森林・水・人間の関係を主な研究対象としています。利用可能な森林資源・水資源の量や利用状況の変化を明らかにし、森林資源・ 水資源・陸域生態系を調和的に管理・育成・保全する手法の確立と社会実装を目指しています。
主な研究テーマ
- ICTやAI等のデジタル技術を活用したデータ駆動型森林管理
- 山地河川における鉄砲水などの異常な出水現象の実態解明
- 人工林の施業が降雨-流出特性及び土壌侵食に与える影響のメカニズム解明
- 枯死木の分解が森林の炭素循環に与える影響
- リモートセンシング技術を用いた河川堤防法面の植生解析
- 空間情報技術を活用した森林風景体験の解明
- 都市から遠く離れた森林地域における過去100年間の気候変動の解析
- 千葉演習林牛蒡沢高齢スギ人工林
- 生態水文学研究所で長期にわたり得られてきた山地からの土砂流出量の観測風景
- 生態水文学研究所白坂量水堰。1929年から現在まで90年間の連続データが蓄積されている
- 天然林施業の成果。北海道演習林奥地林、国道38号線三の山峠から北北東を望む