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大学教育
演習林が行う専門教育
演習林には多様な学問分野を専門とする20名を超える教員が所属しており、大学院農学生命科学研究科の生圏システム学専攻と森林科学専攻の協力講座として、2つの研究室を構成しています。
大学院では2つの研究室がそれぞれに行う講義、学部ではオムニバス形式の「森林生態圏管理学」を開講するほか様々な講義や実習に参画するとともに、研究室に所属する大学院生・学部生の指導を行っており、農学生命科学研究科・農学部における専門教育を分担しています。演習林の研究室への進学を希望する方はこちらをご覧ください。
教養教育への参画
教養学部前期課程(1・2 年生)の講義として、「全学自由研究ゼミナール」「全学体験ゼミナール」「総合科目」等を企画・開講しており、毎年およそ40の講義を通じて400 名をこえる学生が受講し、演習林を訪れています。これらの授業は、森林・林業・生態系などに関する実地の知的体験を教養教育として行うという点で、全学的にも意義が大きいものです。
このほか、大学本部が実施する「体験活動プログラム」に多数のプログラムを提供しており、本学学生の体験的な学びに貢献しています。
野外実習に対する支援
演習林では、本学の農学部・他学部、他大学等が実施する授業科目も数多く受け入れており、農学あるいは大学の枠をこえて、広く実習フィールドを提供しています。他大学の学生を実習に受け入れる全国大学演習林協議会の「公開森林実習」の取り組みにも参加しています
海外との交流
海南大学によるサマースクール
国内だけでなく海外の大学との間で学生の交流を進めるため、「サマースクール」などを実施しています。最近では、海外の大学からのインターンシップを受け入れ、数か月にわたって森林管理や森林に関する教育研究の一端に触れる機会も提供しています。