演習林を卒業した小泉紀彰さんの論文が森林防疫賞(奨励賞)を受賞しました

平成26年度に機関紙「森林防疫」に掲載された論文の中で、元演習林所属で卒業生である小泉紀彰さんの論文「CO2・熱源・振動・寄主の臭いに対するニホンヤマビルの反応」が優秀であると認められ、平成27年度森林防疫賞(奨励賞)を受賞しました。ヤマビルの被害は各地で広がっており、その対策は重要な課題となっています。小泉さんの研究成果は、これからのヤマビル防除にも役に立つ内容で、その点が評価されたものと思います。ヤマビルの生態に魅せられて、演習林で学ぶことを決意した小泉さん。社会人となった今は違う分野で活躍されていますが、研究で培った感性は今も大いに生かされていることと思います。今後も要注目です。

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賞状を持った小泉さん