地域と互恵的な関係を築いています

東京大学演習林は、各演習林それぞれに地元と互恵的な関係を構築しています。その関係は経済的なものから生涯教育まで広きにわたっています。
例えば北海道演習林では木材を生産しています。これは地元製材業者の原料確保安定化に寄与する一方で、製材業者の存在が林分施業法の実験を成立させてきた側面もあります。また、複数の演習林で地元市町村と交流協定を締結しており、協定に基づいて公開講座などを開催しています。これは森林管理への市民参加と市民教育の充実を意図しています。

演習林と連携・協力協定を締結している自治体一覧(2024年3月1日現在)

  1. 千葉演習林と千葉県鴨川市 (PDF)
  2. 千葉演習林と千葉県君津市 (PDF)
  3. 北海道演習林と北海道富良野市 (PDF)
  4. 生態水文学研究所と愛知県瀬戸市 (PDF)
  5. 生態水文学研究所と愛知県犬山市 (PDF)
  6. 生態水文学研究所と静岡県湖西市(協定は農学生命科学研究科として締結)
  7. 富士癒しの森研究所と山梨県山中湖村 (PDF)
  8. 樹芸研究所と静岡県南伊豆町(協定は農学生命科学研究科として締結) (PDF)
  9. 秩父演習林と埼玉県秩父市 (PDF)