出版物
樹海をゆく~富良野・東京大学演習林の森づくり~

1,000円+税 四六判 196ページ 2014年3月発行
東京大学北海道演習林では、エゾマツ、カラマツ、ヨーロッパトウヒなど亜寒帯の針葉樹を植栽して育てる人工林と自然度の高い落葉広葉樹と針葉樹の混交林がその多くを占めており、そこでの「森林生態系の持続的・順応的管理」を達成するため、森林生態、森林経営、森林生態系保全の3つの研究分野において、組織的な研究教育が行われています。本書は、北海道演習林の現在の森林が造られてきた自然条件と森林科学の科学的、技術的な背景、これまでとこれからの森づくりの進め方などについて解説しています。
<目次>
巻頭言
第1章 東京大学北海道演習林の天然林施業
第1節 天然林とは何か
第2節 天然林の生態学
第3節 北海道演習林の林分施業法
第2章 北海道演習林の森林に学ぶ
第1節 天然林を学ぶ
第2節 林分施業法を学ぶ
第3節 人と森の関わりを学ぶ
第3章 北海道演習林環境教育マップ
第1節 天然林の多様性に触れるコース
第2節 天然林の成り立ちを見るコース
第3節 人間と森林との関わりを知るコース
あとがき
東京大学演習林出版局の
本のご購入方法
- 東大生協の農学部店・駒場書籍部のほか、一部はAmazonでの通販や、各地方演習林の事務所で購入できます。