特任助教の公募(2月22日締切)
生態水文学研究所では大学院農学生命科学研究科「バイオマスバリューチェーン実証」社会連携講座(新設)所属の特任助教を募集しています。
業務内容
1)持続可能な森林経営の実現に資する実証的な木材生産ライフサイクルアセスメント・環境影響評価、木材生産がもたらす森林生態系への影響に関する研究および教育
2)生態水文学研究所における研究、教育業務
「バイオマスバリューチェーン実証」社会連携講座(連携機関:株式会社ダイセル)の目的及び研究内容
森林から建築用資材やパルプのみならず、より高い経済効果を生む高付加価値な化成品を持続的に生産するためには、森林経営から木材成分の化学変換までを一気通貫で行う「バイオマスバリューチェーン」の構築が必要である。
本研究は、本学演習林の一部を実証試験の場として用い、持続可能な森林経営と高付加価値化成品生産の実現を目的とする。また当該分野の社会的要請に応えられ、国際的に研究開発をリードできる若手研究者の育成を目的とする。
持続可能な森林経営、木質成分からの高付加価値化成品生産と地球環境と共生する木質成分から化成品への循環型プロセスに対する化学の貢献を具現化するために以下の項目を実施する。
・演習林を実証試験の場とし、地場の産業と連携しながらバイオマスバリューチェーンに資する森林循環プロセスおよびLCA 計算を行う。
・木質材料の加工技術および化成品への変換技術の検討を行う。
応募資格
1)博士号取得者(または採用日までに取得見込の者)
2)関連分野で優れた業績を有すること
3)野外調査を計画、実施した経験を有すること
詳しくは下記をご覧ください。
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/job/
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/job/faculty/2024/20240118-3.pdf