初雪と現地観測
今日の瀬戸はすごく冷え込みました。朝から「うー寒い!」と思っていると、赤津研究林では雪が降り始め、樹幹や地面にうっすらと積もりました。


今日は先日我々がお邪魔した「京都大学防災研究所穂高砂防研究所」と「筑波大学井川演習林」から教員と技術職員が見えられ、現地観測に関する意見交換を行いました。

講義室内で生態水文学研究所の紹介やハゲ山だったころの瀬戸市内の写真を見ていただいた後、実際に観測施設を見て回りました。

時折雪がちらつく中、観測施設・機器を前に活発な意見交換が行われました。今回は各施設の技術職員も参加したことから、実際の管理業務・メンテナンス等についても知見や課題を共有することができ、我々にとっても非常に有意義な時間となりました。

センサーカメラでのモニタリング演習林ではセンサーカメラを使ったモニタリングを行っています。生態水文学研究所においても、林内にセンサーカメラを設置してモニタリングを行っています。何が映っているか、撮影され…
センサーカメラでのモニタリング
演習林ではセンサーカメラを使ったモニタリングを行っています。
生態水文学研究所においても、林内にセンサーカメラを設置してモニタリングを行っています。

何が映っているか、撮影された一つ一つのファイルを職員が確認していきます。

立派な角を持ったオスジカ。センサーカメラに映る姿も堂々としたものです。
先日回収したカメラに少し珍しいものが映っていました。
何かたたくような音が聞こえるなと思っていたら、センサーカメラを鳥がつついていました。ビックリ!
何か感じるものがあったのでしょうか?カメラに近づきすぎて種がわかりませんが、調べてみようと思います。
月初めの観測データ収集月の初めには観測データの収集に行きます。今月は10月2日と5日に行きました。今回は自記水位計のデータの収集についてご紹介します。観測地には様々な観測機器が設置されています。この観測…
月初めの観測データ収集
月の初めには観測データの収集に行きます。
今月は10月2日と5日に行きました。
今回は自記水位計のデータの収集についてご紹介します。
観測地には様々な観測機器が設置されています。この観測地では自記水位計で記録されたデータを回収し、新しいデータ記録用紙のセットをします。

まず記録されたデータ記録用紙を機器から取り外し回収します。

データが記録された用紙なのでとても重要。

次に新しい用紙をセットしていきます。

新たに記録される用紙なので、慎重に丁寧にセットします。
この作業を繰り返し、すべての観測地のデータ回収と新規データ回収の準備を行います。

この時期、林内には多くのキノコが出ています。
月データの回収で林内を歩くことになるので、びっくりするようなキノコに出会えることをひそかに楽しみにしながら業務にあたっています。