演習林が行う教育活動
演習林の教員は、大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻と森林科学専攻の協力講座として大学院教育に参画しています。演習林において教育を受けかつ研究をしたい修士課程や博士課程の学生は、農学生命科学研究科の生圏システム学専攻もしくは森林科学専攻に入学することで、演習林の教員による指導を受けることができます。また、農学部森林生物科学専修・森林環境資源科学専修・フィールド科学専修・国際開発農学専修のいずれかに所属している学部学生は4年次に演習林で卒業論文指導を受けることができます。演習林の特色として、自然科学から社会科学まで様々な学問的背景を持つ教員が、森林というテーマの下に一堂に会していることが挙げられます。学生は自らの専門的な研究のほか、教員による多彩な教育・研究に触れることで、森林に対する多面的理解を得ることができます。
演習林の教員が行っている教育活動としてほかに、学部生・大学院生に対する講義があります。演習林では生圏システム学専攻や森林科学専攻の大学院講義を担当しているほか、教養学部の全学自由研究ゼミナール・全学体験ゼミナールや総合科目、農学部の森林生態圏管理学など学部教育も力を入れて行っています。