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研究

演習林以外の研究者による研究利用

research_img001.jpg演習林は農学部をはじめとする東京大学の多くの学部や研究施設、また全国の大学や研究機関に対しフィールドや材料・データを提供し、多くの学生・研究者の研究活動を推進・支援しています。また、利用者の希望によっては林分・流域単位での大規模な実験を行うこともあります。演習林で行われる調査・研究は、動物や植物などの生物の特性やそれをとりまく生態系の調査、光合成やストレス耐性など樹木生理に関する調査、森林施業と樹木の材積成長に関する調査、大気や水などの物質循環に関する調査、地質や土壌形成に関する調査、環境教育プログラム開発に関する調査、森林情報のデジタル化やネットワーク化のための研究など多岐にわたっています。

演習林では多くの方に演習林を利用していただけるよう、研究者の参考となる学術資料集である「演習林」や学術研究報告集である「演習林報告」を出版し、広く情報の提供を行うとともに研究成果の公表の場を提供しています。演習林で行われた研究や論文等の活動実績の一覧は、「演習林年報」でも公表しています。また、研究の基盤となる気象・生物・水文・試験地・GISなど情報を収集・データベース化し、順次公開しています。さらに、利用者同士の交流を深めるための集会・発表会を開催している演習林もあります。

各演習林の利用に際しては、各演習林が指定する利用申込書に研究内容・協力依頼事項などを記入し、提出する必要があります。また、希望する研究フィールドや試料の所在が分からない方には演習林教育・社会連携センターでご相談を承っていますので、お気軽にお問い合わせください。詳しくは利用案内をご覧ください。