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            | 外国産マツ見本林 |  
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                  | アトラスシーダー 北アフリカのアトラス山脈を原産地とするヒマラヤスギの仲間です。ヒマラヤスギの枝は垂れ下がりますが、本種は斜め上に伸びます。ここに植栽されているのは銀葉品種で、葉は白みを帯びた青緑色です。
 Cedrus atlantica マツ科ヒマラヤスギ属
 
  枝葉と球果
 
 ハクショウ  〈白松〉
 マツの仲間と思えないような滑らかな樹皮で、まだら状に剥がれて緑白色や褐色などのモザイク模様になるのが特徴です。葉は3本一束です。
 中国原産で、原産地では神聖な木とされ寺院などに植栽されています。
 Pinus bungeana マツ科マツ属
 
  樹皮
 
 カリブマツ
 中南米カリブ海沿岸が原産地です。葉は3本が一束です。
 Pinus caribaea マツ科マツ属
 
 エキナータマツ
 葉は2本一束で、北アメリカ原産です。幹から直接短い枝葉が出ていることが多いです。英名ではショートリーフパインとも言われます。
 Pinus echinata マツ科マツ属
 
  幹から直接出ている短い枝葉
 
 スラッシュマツ
 北アメリカ原産で、葉は3本一束で、2本のものも混じります。
 Pinus elliottii マツ科マツ属
 
 タイワンアカマツ  〈台湾赤松〉
 台湾、中国原産です。主として2本一束ですが、3本のものもあります。葉が長くて馬の尾に似ているため、中国では馬尾松と呼ばれます。
 Pinus massoniana マツ科マツ属
 
 ダイオウショウ  〈大王松〉
 葉の長さ20~40cmほどにもなり、マツの仲間の中で最も長いので「大王松」の名があります。葉は3本が一束になっています。球果(松ぼっくり)も大きく、15~20cmほどになります。英名はロングリーフパイン。原産地は北アメリカ東南部です。
 Pinus palustris マツ科マツ属
 
 
  左からダイオウショウ、カリブマツ、ストローブマツ、アカマツの球果
 
 テーダマツ
 北アメリカ原産で、原産地ではダイオウショウと並ぶ大木に育ちます。葉は3本が一束になっています。
 Pinus taeda マツ科マツ属
 
 この他、次の日本産マツ科樹木も植栽されています。
 
 モミ  〈樅〉
 葉は線形で、裏面に白い筋(気孔帯)が2本あり、先が2つに分かれています。若木の葉は尖っていて触ると痛いのに対し、老木の葉は先が丸くなり触っても痛くなくなります。芽生えからの成長は遅いのですが、ある程度大きくなると著しく成長し、高さ40mほどの大木になるものもあります。寿命は比較的短いです。
 Abies firma マツ科モミ属
 
  枝葉と球果
 
 シラビソ  〈白檜曽〉
 亜高山帯に分布します。葉は線形ですが、柔らかくて触っても痛くありません。球果は小型で、4~6cm程度です。
 Abies veitchii マツ科モミ属
 
 アカマツ  〈赤松〉
 葉は2本一束で、柔らかく触ってもあまり痛くありません。樹皮が赤いのが名前の由来です。クロマツに比べてアカマツは山地に多いです。
 Pinus densiflora マツ科マツ属
 
 チョウセンゴヨウ  〈朝鮮五葉〉
 日本、朝鮮半島、中国、ロシアに自生します。名前のとおり葉は5本が一束で、白い線が目立ちます。球果は10~15cmで、日本にあるマツの中では最も大きい球果を付けます。種子には翼がなく、中身は「松の実」として食用に供されます。
 Pinus koraiensis マツ科マツ属
 
 クロマツ  〈黒松〉
 葉は2本が一束で、アカマツよりも太く固いため、触ると痛いです。アカマツと比べて黒っぽい樹皮です。塩害に強いために海岸沿いに多く、防潮林として植栽されています。
 Pinus thunbergii マツ科マツ属
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