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    グラップルレーキを用いた地拵え作業とGPSの利用

 以前、この情報コーナーの中で、重機を用いた粉砕地拵え(じごしらえ)について紹介しました(記事はこちら)。 今回ご紹介するのは、「グラップルレーキ」という林業用機械(アタッチメント)を用いた地拵え作業です。 重機のアーム先端に装着したグラップルレーキ(写真1)を使い、笹を地表から剥ぎ取っていきます(写真2)。 ブルドーザの排土板による従来の地拵え作業とは違って、栄養のある有機質土壌を林地に残しながら笹を剥ぐことができ、植栽する苗木の成長が良くなると期待されます。 また、重機のアームを使ってきめ細かく作業ができるので、林内に天然更新した数少ない若木を傷めないようにしながら地拵えを行えます(写真3、4)。

<GPSの利用>
当演習林ではこれまで、植栽予定区域(苗木を植える場所)を周囲測量するため、地拵え作業が終了した後に職員が再び現場に足を運び、測量を行っていました。 この測量業務を省力化するために最近、ハンディタイプの高感度GPS受信機を重機のキャビン内に設置して(写真5)、重機が走行した軌跡のGPS記録をもとに植栽予定区域の図面を作製する方法を試行しました(論文はこちら)。

Tokuni,M. Owari,T.


写真1 グラップルレーキを装着したバックホウ

写真2 作業中の様子

写真3 作業前

写真4 作業後の様子

写真5 キャビン内に設置したGPS


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