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24. 第120回日本森林学会大会

3/26-28に日本森林学会大会が京都大学であり、愛知演習林職員による発表は3件ありました。
1.「TOPMODELによる微小流域における短期流出の流出再現性」
芝野 博文, 荒木田 きよみ, 後藤 太成(愛知演習林)
2.「アジアモンスーン気候下で生育するチークの直径成長の季節変化」 [左上写真]
田中 延亮(愛知演習林), タンタシリン チャチャイ, 吉藤 奈津子, 五十嵐 康則, 田中 克典,
小田 智基, 鈴木 雅一
3.「東京大学愛知演習林長期生態系プロットにおける樹種個体群の空間分布特性」
澤田 晴雄, 芝野 博文(愛知演習林)

右上の写真は算用子麻未(富士演習林)によるポスター発表の様子です。
「東京大学富士演習林寒地性樹種育林試験地の成長解析」

23. 消火訓練と安全講習

3/26 午前中に消火訓練,午後から安全講習(心肺蘇生法,AED)を行いました。

22. 新居試験地 抵抗性マツ植栽地の整備

2/17-19 今年度の新居試験地・抵抗性マツ植栽地の整備を,バックホウを借りて直営で行い
ました。 同時に作業路の整備も行いました。

21. 犬山研究林の境界支障木の整理

2/9 犬山研究林の境界にある支障木の伐倒整理を行いました(左上)。
空いた時間に犬山作業所付近の標石の緯度経度をGPSで測定しました(右上写真の赤丸の中)。

20. GIS研修

1/20-23に演習林基盤整備GIS部門のGIS研修があり,田無試験地と柏キャンパスに行ってきました。
柏キャンパス(上写真)では東京大学空間情報科学研究センターで研修を受けました。

19. 東山林道の整備

1/13 今年度の東山林道の整備工事が終わり
ました。

今回は横断溝と,部分的に路面の舗装を行い
ました。
舗装区画を通行する際は,路面の凍結に十分
注意しましょう。

18. マツ材線虫病による被害木の追加調査

1/7 マツ材線虫病被害木の追加調査を行ってきました。
今年度の被害木の合計は,137本,40立米となりました。

17. 気象・量水の観測小屋の掃除

12/10 穴の宮と東山にある,気象および量水の観測小屋の掃除に行ってきました。

16. 新居試験地 マツ枯跡再生試験地の測定

12/2-3 新居試験地 マツ枯跡再生試験地の測定を行いました。
前回2000年と比較して,樹木の本数と材積が,ともに約2倍になっていました。

調査とは関係ありませんが,ハゼノキの紅葉が見ごろになっていました。

15.犬山市民講座

11/8 犬山市民講座で「東京大学愛知演習林における
カシノナガキクイムシによるナラ枯れ被害の実態」を報告
しました。

14. ニオウシメジ

10/29 調査中にニオウシメジを発見しました。ニオウシメジは日本最大のキノコで、今回発見した
ものも一株で20kgほどあり、約1mの範囲にキノコが広がっていました。
右の写真は全体の1/3くらいのキノコの塊で、重さが7kgほどありました。

13. マツ材線虫病による被害木の調査

10/21 マツ材線虫病により今年の夏以降枯れた被害木の調査を行ってきました。
この日だけで新居試験地の半分以上の面積を調査しましたが、今年は被害が少ないようです。

12. 白坂量水堰の砂だし

10/15 今年2度目の白坂量水堰の砂だしを行いました。
左の写真のように水門を空けて水位が下がると、まず白い砂の上に黒いヘドロが見えます。
水位が下がり、土砂量を測った後、土砂を流しだしました(右写真)。
また「愛知演習林サポーターズクラブ・シデコブシの会」砂出し体験イベントが同時開催されました。

11. 中部支部大会

10/11に日本森林学会中部支部大会があり、愛知演習林に関係する発表は以下の5件がありました。
1.東京大学愛知演習林犬山試験地内におけるカシノナガキクイムシによるナラ枯れ被害の実態
 高徳佳絵・澤田晴雄・渡部賢(愛知演習林)・鎌田直人(秩父演習林)
2.東京大学愛知演習林ヒノキ密度試験地の成長経過
 井上淳・荒木田きよみ・澤田晴雄・高徳佳絵・後藤太成・渡部賢(愛知演習林)・荒木田善隆(研究部)
3.東京大学愛知演習林ヒノキ肥培試験地の成長経過
 澤田晴雄・荒木田きよみ・高徳佳絵・後藤太成・渡部賢・井上淳(愛知演習林)・荒木田善隆(研究部)
4.下層・全層・上層間伐林分に対するシステム収穫表LYCSの適用−東京大学愛知演習林を事例として−
 中島徹・TATANG Tiryana・龍原哲・白石則彦(東大農)・澤田晴雄(愛知演習林)・松本光朗(東大農)
5.スギ幼齢林からの降雨中の蒸発強度
 越智匠作・太田猛彦(東京農大)・田中延亮(愛知演習林)・堀田紀文(東大農)

10. 東山量水堰の砂だし

9/17 東山量水堰の砂だしを行いました。
今年の夏は短時間に強い雨が降ったせいか、枝や葉が多く、作業が大変でした。
全部できなかったので、来年は6月ごろ行うことにしました。

9.カシノナガキクイムシによるコナラ等の被害状況調査

9/5 犬山研究林内のカシノナガキクイムシによる
コナラ等の被害状況調査を行ってきました。
被害木は上写真のように根元に木屑が溜まりま
す。調査にあと2〜3日かかります。
調査と平行して境界調査と林内巡視も行いまし
た。
上の写真は境界を示す石標です。

8. 複層林の間伐

8月から複層林の間伐が始まりました。
すぐ横の道路を通行するときは注意してください。

現在、複層林は高さ20〜25mの太いヒノキと、
高さ10〜15mの細いヒノキの二段になっています。

間伐が終わったら、三段目として新たにヒノキの
苗を植える予定です。

7. 小流域 南谷量水堰の砂だし

8/4-6 白坂小流域 南谷量水堰の砂だしを行いました。
これで白坂周辺の量水堰の砂だしが一通り終わりました。

6. 白坂量水堰の砂だし

7/8 白坂量水堰の砂だしを行いました。
朝水門を空けて水位が下がったところで溜まった土砂の量を測りました(左写真)。
その後、みんなで土砂を水と一緒に流しだしました(右写真)。
また「愛知演習林サポーターズクラブ・シデコブシの会」の砂出し体験イベントも同時に開催されました。

5. 新居試験地 植栽予定地の測量

7/1-2新居試験地に今年度抵抗性クロマツ等を植える
予定地の周囲測量を行ってきました。

4. 東山林道 支障木の伐倒処理

6/25 東谷林道の支障木を伐倒処理しました。

3. 小流域 北谷量水堰の砂だし

6/16、6/18 白坂小流域 北谷量水堰の砂だしを行いました。
水はポンプで排出し、底に溜まった砂や泥をかき出しました。
いつのころからか棲みついた2匹のコイは、緊急避難させてから作業しました。

2. 試験地の測量

6/6 ヒノキ肥培試験地の測量を行いました。 成果は今年の日本森林学会中部支部大会で発表
する予定です。

1. 植林

4/15 昨年度伐採した場所に、ヒノキを植林しました。