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研究班 5 ダム推進・反対運動・ダム撤去データベース班
目的

ダム撤去・建設推進・反対運動データベース班は、「ダム推進・反対運動組織のデータベース」と「ダム撤去事例・文献のデータベース」を作成、公開することを目的とする。ダム推進・反対運動組織のデータベースは、ダムのライフサイクルの中で、ダム反対運動の生起条件を明らかにすることを第一の目的とし、ダム撤去事例・文献のデータベースはダム撤去に関する国内外の先行事例や文献を広く収集し公開することで、ダム撤去に関わらず河川構造物再編に関する議論の場を提供する試みとする。二つの視点からのアプローチにより、多面的な切り込みが必要とされるダム問題の突破口を模索する研究を行う。

進行状況
 2004年5月29日 第3回研究会を高知工科大学で開催し、四万十川のダム撤去運動について意見交換
 2005年3月20〜27日 リバーポリシーネットワーク主催「アメリカのダム撤去視察ツアー」に蔵治が参加
 2005年5月 水文・水資源学会誌に「カリフォルニア州ベンチュラ郡マティリハ・ダム撤去」掲載(Vol. 18, No. 3, 320-322)
 2005年6月12日 第21回水郷水都全国会議・第8回有明海・不知火海フォーラムin久留米・柳川にて、マティリハ・ダムについて蔵治が発表 
 2005年10月15日 第7回研究会「環境価値の定量的把握・合意形成のための評価手法環境価値の定量的把握・合意形成のための評価手法」にて、マティリハ同盟のポール・ジェンキン氏が話題提供。
 2005年10月16日 美しい球磨川を守る市民の会・リバーポリシーネットワーク主催「マチリヤダムと荒瀬ダムから学ぶ」で蔵治がパネラーを務める
 2005年10月29日 不知火海・球磨川流域圏学会設立総会・記念講演会開催
 2005年11月24日 静岡県主催「大井川シンポジウム」で蔵治がパネラーを務め、大井川の発電ダムを巡る情勢について発表
 2006年5月14日 不知火海・球磨川流域圏学会第1回総会・研究発表会開催


 現在、ダム建設反対運動データベース・ダム撤去事例データベースの作成中              


●第5班 第1回会議議事録

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