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    2015年度 エゾシカライトセンサス

 今年も11月4日(水)から6日(金)の3夜、演習林内の3コースと演習林に隣接する農地の2コースにおいて、エゾシカライトセンサスを実施しました。 調査期間中は天候に恵まれ、星空のもとライトの明かりを照らしながらエゾシカを探しました。
 その結果、合計249頭のエゾシカを目撃しました(写真)。 そのうち雌の比率が約6割となり、調査を開始した2007年に次ぐ高い値となりました。 森林と農地のタイプ別では、森林での平均目撃頭数が17.8頭/10kmであったのに対し、農地では32.8頭/10kmと森林を上回る結果となりました(図)。 森林での平均目撃頭数は昨年と同様の水準であるのに対し、農地での平均目撃頭数はわずかに増加しました。
 調査ではエゾシカのほかに、エゾユキウサギやエゾクロテンなどの動物も観察することができました。 静寂に包まれた夜の森でも、野生動物たちは人知れず活動しているようです。 北海道演習林では野生動物の保全と管理に資することを目的として、2007年から継続してライトセンサスを行っています。 この調査を継続的に実施することにより、森林環境の変化の把握や森林管理のための基礎的な情報を得ることができます。

Oikawa,N. Fukui,D.


図.タイプ別(森林と農地)の平均目撃頭数/10kmと雌の比率



写真.ライトに照らされる雄のエゾシカ


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