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    2014年度 エゾシカライトセンサス

 北海道演習林では、近年農林業被害が深刻なエゾシカの保全と管理に資することを目的として、2007年からライトセンサスによる密度調査を実施しています。 今年は11月12日(水)と14日(金)の2日間、演習林内の3コースと演習林に隣接する農地の2コースにおいて、調査を実施しました。 なお、13日(木)は強風のため中止しました。
 調査の結果、昨年よりも多い合計157頭のエゾシカを目撃しました。 そのうち雌の個体が3年連続で半数以上となりました。 森林と農地のタイプ別では、森林での1日当たりの平均目撃頭数が17.6頭/10kmであったのに対し、農地では29.8頭/10kmと2年ぶりに農地が森林を上回る結果となりました(図)。 森林での平均目撃頭数は緩やかに増加しつつもほぼ横ばいで推移する一方、ここ数年、減少傾向にあった農地において、平均目撃頭数が再び増加に転じました。 この結果が何を意味するのか、エゾシカの真実を知るためにも調査を継続する必要があると言えます。

Oikawa,N. Sakaue,D.


図.タイプ別(森林と農地)の1日当たりの目撃頭数/10km


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