|
→ English
|
|
トップ > 一般公開 > 公開行事 > 大麓山ハイキング登山会 > 過去の報告
|
大麓山ハイキング登山会 開催報告
(2014・2015
・2016・2017・2019
・2022・2023年度)
|
|
2023年度の開催報告 >>
2023/07/08開催
7月8日(土)に 大麓山ハイキング登山会を開催しました。この時期の開催としては、コロナ禍前の2019年以来となります。当日は定員いっぱいの20名の方にご参加いただきました。
また、今回の登山会は、北海道演習林と富良野市との共催で行われ、富良野市生涯学習センター並びに森林学習サポーター5名の方にガイドとして、ご協力いただきました。
当日は、天候にも恵まれ、見頃を迎えたハクサンチドリ、アカモノ、ゴゼンタチバナ、オオバスノキなど高山植物の可憐な花と夕張山系の景色を楽しみながら山頂を目指しました。
山頂からは富良野岳を始めとした十勝岳連峰の雄大な眺望に恵まれ、穏やかな気候の中、お弁当をおいしくいただきました。山頂での昼食はおいしさもひとしおでした。
下山後は大麓山山麓の水無沢付近の森林を訪れ、鈴木助教の解説のもと、針広混交天然林の様子、倒木更新の様子を見学しました。
今回の登山会もケガなく、大麓山を満喫でき素敵な登山会となりました。皆さまのご参加、ご協力に深く感謝申し上げます。次回の登山会も楽しみです。
|
|
2022年度の開催報告 >>
2022/09/13開催
昨年、一昨年とコロナウイルス流行の影響で開催を断念していたハイキング登山会を9月13日に開催し、16名の方にご参加いただきました。
今年の登山会では、ガイドとして森林学習サポーターの方1名のご協力を頂きました。
当日は快晴とはいきませんでしたが登山に適した気温でした。道中ではナキウサギが鳴いていたり、頂上ではチゴハヤブサが飛び回るなど動物たちが参加者の耳や目を楽しませてくれました。
頂上からは富良野岳や下ホロカメットク山、原始が原などを眺めながらお弁当をゆっくり食べることが出来ました。
下山後は演習林の業務内容紹介として、直営生産現場で最新のフォーワーダーF801による集材デモと土場の丸太などを見学していただきました。
担当の技術職員より森林管理・素材生産について説明があり、参加者の皆様からも活発にご質問いただくなど、興味深く見学していただけたものと思います。
特にハプニングもなく無事にハイキング登山会を終えることが出来ましたことに感謝いたします。参加者の皆様たいへんお疲れ様でした。
|
|
2019年度の開催報告 >>
2019/07/09開催
2019年7月9日(火)に大麓山ハイキング登山会を開催しました。昨年度は悪天候で中止となったため、2年ぶりの開催となりました。
標高320 m(集合場所)から1,160 mまでバスで移動し、標高1,459 mの頂上に向けて徒歩で登山開始です。
標高が高くなるにつれて地表にハイマツが増えていく様子や、風雪に耐えて生きるアカエゾマツやダケカンバの枝ぶりを観察しました。
参加者は、ハクサンチドリ、アカモノ、コケモモなどの高山植物の花々を探しながら登山を楽しみ、お腹がすいたころに山頂に到着。
時折吹く涼しい風が心地よく、遠くは東ヌプカウシヌプリ、夕張岳、ニペソツ山を眺めながらの昼食となりました。
下山後には、大麓山の南西斜面中腹にある前山保存林(標高約680m)を見学しました。
ここはトドマツ、エゾマツ、シナノキを中心とした原生的な森林です。
倒れたばかりのものから地面が筋状に盛り上がっているだけにしか見えないものまで、新旧の倒木が数多く見られ、苔むした倒木上に生える稚樹に悠久の時間を感じていただけたのではないでしょうか。
晴天のため暑さが心配されましたが、参加者28名と職員6名、元気に終了することができました。
|
|
2017年度の開催報告 >>
2017/07/09開催
2017年7月9日(日)に「大麓山ハイキング登山会」を実施しました。
当日は天候にも恵まれ、山頂からは十勝岳連峰の雄大な景色を見渡すことができました。
登山道沿いにはハクサンチドリやゴゼンタチバナなど、山頂にはコケモモなど、多くの花が咲いており、景色だけではなく、花が咲き誇る様子も楽しんでいただけたかと思います。
下山後は前山保存林を訪れ、トドマツ、エゾマツ、アカエゾマツを中心とした原生的な林と、そこで見られる倒木更新の様子などを見学しました。
29 名の参加者の皆さんに満足していただけたのではないかと思います。
|
|
2016年度の開催報告 >>
2016/07/10開催
当日はあいにくの曇り空で山頂も雲の中に隠れていましたが、標高1,100m地点から、参加者26名と職員6名のパーティで山頂を目指しました。
残念ながら景色は楽しめませんでしたが、ハクサンチドリやゴゼンタチバナ、イソツツジなど、足元に咲く花が参加者の目を楽しませてくれました。
約90分で大麓山の山頂(標高1,459m)に全員が到着し、しばしの休憩の後、体が冷えないうちに下山しました。
無事に下山した直後に雨が降り始めたため麓郷森林資料館へ移動し、技術職員による写真や動画を使った演習林の動植物に関する話がありました。
その後、森林資料館の展示を見学していただき解散となりました。
|
|
|
|
2015年度の開催報告 >>
2015/07/12開催
2015年7月12日(日)に大麓山ハイキング登山会を開催しました。
当日は最高気温が31℃を超える真夏日となり、朝からの強い日差しのもと、参加者28名と職員6名のパーティで山頂を目指しました。
うだるような暑さに体力を奪われながらも、時折吹き上げる風やハクサンチドリなどの高山植物の花が疲れた身体を癒してくれました。
景色や植物観察を楽しみながらゆっくり歩を進めること約2時間、12時前には大麓山の山頂(標高1,459m)に全員が到着しました。
十勝岳連峰の雄大な山並みを眺めながら食べるお弁当の味は格別だったことでしょう。
下山後、大麓山の西斜面中腹にある前山保存林(標高約680m)を見学しました。
トドマツやエゾマツの巨木が立ち並ぶ原生状態に近い森林に身を置くことで、自然の豊かさを実感されたのではないでしょうか。
暑さに負けず、ケガもせずに全行程を終えることができました。今年も定員を超える多数の申し込みをいただき、厚く感謝申し上げます。
|
|
|
|
2014年度の開催報告 >>
2014/07/06開催
昨年度に引き続き、今年度も7月の第一日曜日(7月6日)に大麓山ハイキング登山会を27名の参加を得て開催しました。
なお、定員オーバーのためご参加いただけなかった皆様には改めてお詫び申し上げます。
当日の朝は曇り空でしたが、数日前から日中になるにつれ晴れる天気が続いていたので、好天への希望を持って山頂(標高約1,459m)を目指しました。
道幅が狭くなる登山道からは5~6名のグループに分かれていただき、それぞれ職員が先導して登りました。
今年度、新たに作成した花の名前を検索する資料を使って、高山植物や樹木を一緒に調べながら観察しました。
ゆっくり登っていく道中には、目に鮮やかな紫色のハクサンチドリや、控えめに下を向いた薄赤色のオオバスノキなどが可憐な花を咲かせていました。
山頂に辿り着く頃には天気も良くなり、十勝岳連峰を眺めながら昼食を取りました。
また、今回で大麓山ハイキング登山会も13回目の開催となり、延べ登山者数が300人を超えたため、記念すべき300人目の方には登頂証明書と粗品をプレゼントさせていただきました。
森林のさまざまな表情を観ていただくため、下山後に前山保存林(標高約680m)の中を歩きました。
大麓山の山頂付近では背丈ほどしかなかったアカエゾマツが、ここでは樹高30m近い巨木になっている姿を見て、環境が樹木に与える影響の大きさを実感されたのではないでしょうか。
来年度は開催時期の変更等も検討し、すべての方に新しい発見のあるイベントにしていきたいと思っています。
※保存林・・・原生林または原生状態に近い林を保存するため、一切の施業(樹木の伐採等)を行わない林
|
|
|
〒079-1563 北海道富良野市山部東町9番61号
TEL:0167-42-2111 FAX:0167-42-2689
E-mail:hokuenuf.a.u-tokyo.ac.jp
Copyright (C) The University of Tokyo Hokkaido Forest. All Rights Reserved.
|