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    公開セミナー 開催報告
      (20142015201620172018年度)


2018年度の開催報告 >>

2018/06/24開催

2018年6月24日(日)、「森林環境の保全と持続的な木材生産」をテーマとして公開セミナーが開催されました。 富良野市はもとより、長野県や愛知県などの遠方からも合わせて16名の方にご参加頂きました。
 まず、演習林の森林内に入り、当演習林独自の森林管理方法である林分施業法の解説が行われました。 豊かな森林を維持・創出しながら木材生産を行うために、伐採木をどのように選ぶのか、実際の木を例にとりながらの説明をしました。 加えて、倒木から次世代の稚樹が芽吹いている様子なども観察しました。 次に、川沿いの林道を800mほど散策し、樹種の解説を行いました。 株立ちの大きなカツラをはじめ、様々な樹種を観察しながら、気持ちよく散策をしていただけたかと思います。
 散策を終えた後は、5年前に伐採をした森林に移動し、さらに林分施業法に対する理解を深めていただくとともに、ドローンやタブレット端末上の電子地図など、現在北海道演習林が取り入れている最新の機器やシステムの紹介を、実際の機器を動かしながら行いました。 ドローンを飛行させた際には歓声が上がりました。
 標高931mの経歳鶴で眺望を楽しみながら昼食をとった後は、山火事後に再生した林を見学し、再生林における広葉樹資源の管理や、ウダイカンバの育成についての解説を行いました。
 その後、近年林業現場で盛んに取り入れられているコンテナ苗の紹介を行い、植樹作業を体験していただきました。 一人一人がクワを持ち、トドマツやエゾマツの苗木が丁寧に植えられていきました。
 最後に北海道演習林で行っているカラマツの品種改良についてのご紹介を行い、全てのプログラムを終えました。
 参加者の皆さんからは、各プログラムで活発に質問が飛び交い、職員一同やりがいを感じることができました。 来年も満足頂けるプログラムを準備してお待ちしております。

 
 倒木から芽吹く次世代の稚樹を観察
 ドローンの飛行実演
 
 経歳鶴からの景色
 コンテナ苗を使った植樹の解説

2017年度の開催報告 >>

2017/06/18開催

2017年6月18日(日)、富良野市はじめ近隣市町村より20名の方々に参加いただき、「森林環境の保全と持続的な木材生産」をテーマとして公開セミナーが開催されました。
 はじめに、樹木園の苗畑、トドマツ、エゾマツ、アカエゾマツの苗木生産現場を見学したのち、演習林の森林内に入り、木材生産を行っている現場を見学しました。 ここでは、伐採する樹木の選定方法や、伐採後の稚樹の成長などについて職員が解説をおこない、演習林が取り組んでいる持続的な木材生産について理解を深めていただきました。
 お昼には、標高931mの経歳鶴山頂まで足を延ばし、富良野岳や十勝岳を含む十勝岳連峰の山々やトムラウシ山、石狩岳、ニペソツ山などを一望する壮大な景色の中、昼食をいただくことができました。
 午後からは、傷ついた森林を回復させるための作業技術や植栽方法を学ぶ目的で、公開セミナーでは初となる重機による地拵えの様子を見学していただきました。 その後、数日前に地拵えをしたばかりの新規植栽地で、エゾマツの植樹作業を行いました。例年は苗畑で育てた苗をポットに植え替えたものを植えていただいているのですが、今回は初めてコンテナ苗を植えていただきました。
 最後に訪れた麓郷森林資料館では、大径の丸太標本の展示に参加者からは驚きの声が聞かれました。
 気温が20度を超え、好天にも恵まれ、無事に公開セミナーを終えることができました。 ご参加いただいた皆様に厚くお礼申し上げます。 次回の公開セミナーもご参加をお待ちしております。

 
 芦別岳を望む苗畑
 木材生産を行っている森林

2016年度の開催報告 >>

2016/06/19開催

 2016年6月19日(日)に公開セミナーが開催されました。 今年は富良野市市制施行50周年記念事業として、富良野市との合同開催となりました。 富良野市長をはじめ約50名の方々にご参加いただき、新緑のもと、演習林が取り組む森林環境の保全と持続的な木材生産について学びました。
 はじめに、13年前に伐採(抜き伐り)した森林を訪れました。 森林の成長にあわせて、職員が伐採する木を1本1本選定し、計画的に伐採を行うことで豊かな森林が維持されていることを学びました。
 次に、西達布川上流の湧水地点を訪れました。 こんこんと流れる出る湧水の量に参加者からは驚きの声があがると共に、ひんやりとした水に触れることで大自然の恵みを肌で感じました。
 昼食は、標高900mを超える経歳鶴山頂でいただきました。 残念ながら曇り空のため、遠くの山並みまでは望めませんでしたが、職員が用意した山頂から見渡せる山々の写真を見ながら、晴れた日の景色をイメージされていたようです。
 午後からは、演習林でも珍しい樹齢500年を超えるであろうミズナラの巨木を見学しました。 あまりの大きさに1本の木が写真に収まりきらず、皆さん苦労されておりました。
 そこから少し移動した風害跡地では、台風などで傷ついた森林を回復させるための作業技術や植樹方法が説明され、トドマツの苗木を参加者1人1人が丁寧に植樹されました。
 最後に見学した樹木園では、トドマツやエゾマツ、アカエゾマツの播種から山出し(山への植栽)までの育苗方法に興味深く耳を傾けながら小さな苗木を観察し、すべてのプログラムを無事終了することが出来ました。
リピーターの参加者も多く、職員との会話を楽しみながら積極的に質問するなど、1日を通じて演習林が取り組む持続可能な森づくりを身体で体感して頂けたかと思います。

 
 職員の説明を聞く参加者
 ミズナラ巨木前の記念写真

2015年度の開催報告 >>

2015/06/21開催

 2015年6月21日(日)、初夏の演習林で「森林環境の保全と持続的な木材生産を学ぶ」をテーマとして公開セミナーを、富良野市はじめ近郊の市町村より16名の参加を頂き開催しました。
 はじめに苗畑の見学です。約4haの苗畑で演習林内に植栽するトドマツ、エゾマツ、アカエゾマツの育苗について職員から説明を受けておりました。育苗方法や病虫害など熱心に質問をされていました。  次に植樹では造林木として育種の進んだカラマツF1の苗を植えました。 公開セミナーの中では唯一体験型のプログラムです。 なかなかすることのない植林体験で、参加者の方は1本ずつ丁寧に植えていました。  択伐林の説明では「林分施業法」に基づく収穫木の選木方法などの説明とともに、伐採を行わない保存林と伐採を行った択伐林の蓄積量のグラフを用いて、適正に伐採を行うことで、持続的に森林が維持できることの説明を受けておりました。  昼食後は、「雨宿りの滝」を見学しました。 滝の裏からの眺めが軒先の「雨宿り」の様であるためその名が付きました。 命名は演習林職員です。 参加者の方々は写真を撮るなど印象に残ったイベントの一つでした。  その後、どろ亀さんのミズナラ巨木を見学しました。 真っ直ぐな幹で太くて立派なミズナラです。 どろ亀さんこと高橋延清先生の名をご存じの方も参加者の方にも多く居り、そのミズナラを見学されて感激されておりました。  最後に森林資料館の見学です。 演習林内でもなかなか見ることのない巨木の標本を前に自然の不思議さを実感されていました。 その後、資料館内の演習林のジオラマを見ていただき演習林の広さや地形などを見て頂きました。
 参加者の中にはリピーターの方も多く参加されており、職員とも親しく話して頂きました。 また、参加者の方も積極的に質問をされていて、自然に対する興味の深さが印象に残りました。 好天にも恵まれ、無事に公開セミナーを終えることができ、参加いただいた皆様に厚くお礼申し上げます。  来年も満足頂けるプログラムを準備してお待ちしております。

 
 苗畑を見学
 植樹の様子
 
 雨宿りの滝を見学
 どろ亀さんのミズナラを見学

2014年度の開催報告 >>

2014/6/22開催

 2014年6月22日(日)、“初夏の演習林で「森林環境の保全と持続的な木材生産を学ぶ」”をテーマとして公開セミナーを開催し、富良野市近郊、道内各地はもとより東京からの参加者を含め23名の参加をいただきました。
 はじめに、伐採跡地とミズナラの巨木に案内しました。 職員から林分施業法による伐採の説明を受け、森林生態系に強度かつ広くダメージを与えないよう適度に伐採することで、伐採後も大きく変化していない林内を見学しました。 ミズナラの巨木では、力強く張った枝やその大きさに圧倒されていたようです。 湧水の見学では、「ここは、約30年前に降った雨水が地下水となって湧き出ている」と芝野林長の解説に参加者の方たちは一様に驚いておられました。 標高930mの経歳鶴で大パノラマを満喫しながら昼食を取った後、午後からはトドマツ、エゾマツ、アカエゾマツの植樹と倒木更新を見学しました。 一列に並ぶトドマツ、エゾマツを眺め、自然の不思議さを実感されていました。 その後、択伐林において伐採木の選木方法などを説明し、最後に樹木園で苗木生産を見学して終了となりました。
 参加者の中にはリピーターの方も多く、職員とも親しく話されていました。 また、参加者の方も積極的に質問をされていて、自然に対する興味の深さが印象に残りました。 好天にも恵まれ、無事に公開セミナーを終えることができ、参加いただいた皆様に厚くお礼申し上げます。 来年も満足いただけるプログラムを準備してお待ちしております。

 
 ミズナラの巨木を見上げる参加者のみなさん
 植樹の様子
 
 択伐林内で選木の説明を受ける
 苗木生産の見学

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