鈴木 智之
Suzuki, Satoshi
助教(北海道演習林/森林圏生態学研究室)
専門分野:植物生態学・樹木群集動態
プロフィール
1980年 東京都町田市生まれ
1999年 桐朋高等学校卒業
2003年 東京都立大学理学部生物学科卒業
2005年 東京都立大学大学院理学研究科生物科学専攻修士課程修了
2005年 首都大学東京 理学研究科 研究生
2009年 首都大学東京大学院理工学研究科生命科学専攻博士後期課程修了
2009年 首都大学東京大学院理工学研究科 客員研究員
2010年 財団法人自然環境研究センター プロジェクト専門員(北海道大学苫小牧研究林勤務)
2012年 信州大学山岳科学総合研究所 助教(特定雇用)
2013年1月 東京大学演習林 助教
大学院では、北八ヶ岳の亜高山帯林で、台風による大規模風倒後の森林発達やこの地域に見られる「縞枯れ林」などを調査研究してきました。現在は、局所的な草本群集から全国の森林樹木群集までの様々な材料を対象に、野外調査と統計的解析によって生態学的な研究を行っています。近年は特に、撹乱後の森林の長期的動態や気候変動や環境変化による森林の変化についての研究に取り組んでいます。
★現在の主要な研究テーマ
★研究業績
★学位及び賞等
★学会活動
★教育活動
★社会貢献
★ひとこと
★現在の主要な研究テーマ
「気候変動や環境変化に対する森林の長期的応答」
「枯死木の分解過程とそれに関わる生物群集」
「北方林・亜高山帯林に対する自然撹乱・人為撹乱の影響」
★研究業績
研究業績データベース
博士(理学) 首都大学東京 (2009年3月)
Spatiotemporal variability of structure dynamics in Abies forests in northern Yatsugatake.
★教育活動
●教養学部
全学体験ゼミナール「雪の森林に学ぶ~北海道演習林」
●農学部
「森林総合実習」
●大学院
「森林圏生物動態学」「森林圏生態学」
●他大学非常勤講師
「生物環境論」(群馬大学社会情報学部)
★ひとこと
森林は非常に長い時間をかけてゆっくりと変化していますが、私達が直接見ることができるのはその長い歴史のほんの一瞬に過ぎません。現在の森林にみられるパターンを解析したり、過去のデータを活用することで、そのような直接観察できない長期的な森林の変化を推定・予測することを目指しています。