国際シンポジウム「水のグローバルガバナンス」 ◆主催: 日本学術振興会 人文・社会科学振興のためのプロジェクト研究事業「水のグローバルガバナンス」 東京大学大学院新領域創成科学研究科国際協力学専攻 中山幹康研究室 東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林愛知演習林 蔵治光一郎研究室 ◆日時: 2007年2月27日(火)13:30−17:00 ◆会場: 東京大学農学部弥生講堂(東京都文京区) http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map01_02_j.html http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_15_j.html ◆言語: 英語および日本語.同時通訳あり。 ◆終了後、懇親会 開催趣旨 日本学術振興会「人文・社会科学振興のためのプロジェクト研究事業」は,社会における倫理の喪失,グローバル化,持続的社会制度の破綻といった,現代社会において人類が直面している問題の本質を見極め,これらの分析と対応に向け,人文・社会科学を中心とした各分野の研究者が協働し学際的・学融合的に取り組む「課題設定型プロジェクト研究」を推進するとともに,その成果を社会への提言として発信することを目的としています. 「水のグローバルガバナンス」研究プロジェクトは平成17年度に採択されました.国際河川・湖沼流域の水資源を巡る国家間での確執が世界の幾つかの地域では顕在化していることからも明らかなように,水資源の分野でもエネルギーや食料の分野と同じく「グローバルガバナンス」の必要性が高まっています. 「グローバルガバナンス」を水資源の管理において確立するためには,新しい行動規範と,そのような行動規範が機能するため方法論が提案されねばなりません.本研究プロジェクトでは,「青の革命」を研究するユニットと「越境影響評価」を研究の対象とするユニットによる,2つのコア研究により,これらの領域で研究を推進してきました.研究による成果からの政策提言を通じて,社会へインパクトを与えることを「水のグローバルガバナンス」研究プロジェクトは志向しています.「水のグローバルガバナンス」研究プロジェクトから得られた成果について御紹介すると共に,今後の研究に於ける方向性を探索することを目的として,本国際シンポジウムを企画しました. プログラム: 13:30〜13:40 開会の挨拶およびシンポジウムの概要説明 13:40〜14:05 ディビッド・ウェグナー(エコシステムマネージメントインターナショナル・米国) 「流域管理計画:未来の河川管理のガイド構築」 14:05〜14:30 蔵治光一郎(東京大学愛知演習林) 「日本の流域委員会」 14:30〜14:55 シャフルディン・カリミ(アンダラス大学・インドネシア) 「西スマトラ州の移転村落における貧困と経済開発」 14:55〜15:20 ジャカトゥ・マナトウンゲ(モラトワ大学・スリランカ) 「ダム建設プロジェクトによる移転者への補償:スリランカの経験」 15:20〜15:35 休憩 15:35〜16:50 パネルディスカッション 16:50〜17:00 開会の辞 17:00〜18:30 懇親会 (ロビーにて) 東京大学大学院新領域創成科学研究科 国際協力学専攻 中山幹康研究室 佐藤純子 電子メール:sato-junko@cois.k.u-tokyo.ac.jp 青の革命と水のガバナンス トップへ |