(財)福岡県水源の森基金
1:基金設立の経緯と目的
福岡市は、昭和53(1978)年と平成6(1994)年に大渇水を経験したことから、水道水を
将来にわかって良質な状態で安定的に確保すること、そして、市民が水の大切さや水源
地域に対する認識をさらに深める必要がある。
また、水源地域での水源かん養などの機能は、地域住民の生産活動を通じて維持され
てきたが、水源地域を取り巻く社会情勢の変化による過疎化や高齢化が進み、地域活力
が低下し、水源地域住民の産業活動に依存する形での保全振興は困難な状態にある。
上記の経緯及び、状況を踏まえて、水源かん養機能の向上を図るための水源林整備や
水源地域との相互理解を図るための交流事業、将来想定される水源地域の活性化事業
等への助成を行うことを目的に設置した。
(アンケート回答より)