枯立木の調査 Snag survey
1.立ち枯れ木とは
2.立ち枯れ木の機能
樹洞:モモンガ、シマフクロウ、コウモリなどの住処
土台:着生植物、ツル植物、ファイトテルマータ
食物:キノコ、カミキリムシ、キクイムシ
3.ライントランセクト
らいんとらんせくとほう ライントランセクト法 line transect method
センサス(個体数調査)法の1つ。個体群や群集の構造を明らかにする目的で、線状の調査経路を用いて、その周辺に出現する個体の種や個体数等を記録する、調査方法。長所としては、広範囲の鳥類について、比較的少ない労力によって、あるていど比較可能な統一基準で評価することができる。観察の容易な個体群の相対的な個体数を評価する上では、簡便な方法として多用される。短所としては、観察者の経験や能力、気象や地形、調査路上の植生や障害物、波の大きさ、観察対象の鳥種の生態的および形態的特徴などの諸条件の違いによって、観察率が大きく変異する個体群が多く、大部分の種や個体群においては他のセンサス法よりも誤差が大きいことがある。個体数密度を推定したい場合や、より正確な比較のために観察範囲を一定に保ちたい場合には、記録する範囲を特定するベルトトランセクト法などを用いることになるが、活動範囲の広い鳥類においては大きな幅のベルトを設定する必要があり、簡便さは著しく失なわれて、用いる意義が不明になる場合が多い。
直線に近い、調査路を設定し、調査路の両側または片側に一定幅の調査区域を設ける。今回は、約25mとする。幅の精度やそのための準備作業については、手間と実利との兼ね合いで、各班ごとに工夫する。どのように実施したか、工夫したか、きちんと説明できるようにすること。現地でスケッチ、地図の作製、写真撮影なども、それぞれ考えて実施する。
4.記録方法:
位置
大きさ
形、古さ など