アマミヤマシギのいろいろ 2005.10.29更新

解説

ヤマシギとの野外識別

写真

アマミヤマシギの視界;ヤマシギは目が真横についていて、頭の後方も両目で見て立体視できる鳥です。アマミヤマシギは少し眼が引っ込んでいてヤマシギほどでないみたいです。

アマミヤマシギの標識;大阪市立大学の高木昌興さんがダイトウコノハズクでうまくいったというので、反射テープを旗のようにつけました。草の間を動くときもちらちらと光り、効果抜群。名瀬市より北では白、南では赤、奄美大島(と加計呂麻島)では右脚、それ以外では左脚に金属脚環を装着し、その上に反射テープを巻く約束にしてあります。標識個体の再発見記録に期待がかかります。

アマミヤマシギ(とヤマシギ)を捕獲するための特性の網:昔の鴨場の網の形状を真似ました。昆虫網の袋部分を使ったり、支柱に廃棄する竹刀の部材を使ったり、NPO奄美野鳥の会のスタッフが工夫を重ね、手作りした特別仕様です。捕獲技(わざ)もすっかり向上しました。/自動車への着脱容易な固定具も手作り/固定したところ