千葉演習林
紅葉の猪ノ川渓谷
特別ガイド

               千葉演習林・広報情報室
  


猪ノ川林道で見たイロハモミジの紅葉
 
2008年11月29日(土)、千葉演習林の秋の一般公開に合わせ、
東京大学の教職員とその家族・友人を対象とした特別ガイドを実施
しました。

このような行事は初めてですが、東京大学の教職員でも演習林に
行きたいけれど機会がなくて行ったことがないという方が多いので、
ご要望にお答えして企画しました。

学内広報と東大ポータルで参加者を募集したところ、東京大学の
様々な部署から28名の方にご参加いただき、広報情報室の2名と
千葉演習林ボランティア会Abiesの会員2名が、それぞれ2班に
分かれてご案内しました。

参加した皆さんの所属は、法学政治学研究科、物性研究所、理学系
研究科、史料編纂所、医学系研究科、海洋アライアンス、本部産学連
携グループ、同キャリアサポートグループ、保健センター、医科学研究
所、工学系研究科、農学生命科学研究科、とまさにいろいろです。

コースは、まず始めにJR久留里線の上総亀山駅に集合していただき、
千葉演習林の一般公開場所までの公道と公開区間の猪ノ川林道の
往路をガイドし、昼食後は各グループ同じ道を自由に戻っていただく
というものです。

紅葉は見頃で、イロハモミジの赤、イタヤカエデの黄、メタセコイアの橙
など、色とりどりに色づいていました。

おそらくすべての方が千葉演習林は初めてだったようです。
千葉演習林の歴史や動植物、地形、教育研究・・など様々なお話しを
交えながら歩きましたので、参加者の皆さんにとっては発見の連続
だったようです。

天気予報は1日晴れで、朝はハイキング日和の快晴だったのですが、
いつの間にか雲が厚くなり昼ごろから予想外の雨が降り出しました。

傘を家に置いてきてしまった人も多くて戸惑いましたが、帰り道は
くっきりとした虹が湖と紅葉の山の上にかかり、心に残る景色を目に
焼き付けました。
 

帰り道に見えた虹

時間が押してしまって、昼食が遅くなったり、帰りの電車が気になり
焦らせてしまったりしたのは申し訳なかったと思います。

しかし、とても楽しかったのでぜひまた企画して欲しい、との感想を
多くの方からいただきました。
自然が好きな人たちが参加して集まったので、もっとゆっくり交流が
できれば良かったと思います。
次回は宿泊したいとの声も少なくありませんでした。
 

集合場所の上総亀山駅で


黒滝


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