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秩父演習林がサントリーと研究・整備協定を締結

大学院農学生命科学研究科は、サントリーホールディングス株式会社と、2011年7月27日(水)に、秩父演習林を対象として研究助成および森林整備に関する協定を締結しました。

本協定は、森林が抱える問題の解決に向けて幅広く継続的な研究・教育を進めてきた東京大学と、水源涵養活動を工場水源源流地域で積極的に推進してきたサントリーが、両者の知見を活かし、より高い水源涵養機能を持続的に発揮できる森づくりを協働して実施していくものです。

協定は、秩父演習林の全域(5,812ha)を対象とし、長期的な観点にたった研究協定と、同演習林栃本地区の一部(1,918ha)を対象とする森林整備活動を協働して進めるための森林整備協定からなります。

両者は、対象地区を水源涵養林としての高い機能を持った森林、生物多様性に富んだ森林、洪水・土砂災害等に強い森林、CO2吸収能力の高い森林、豊かな自然と触れ合える森林に誘導することを目標に活動を実施します。具体的には、奥地にあり手入れの行き届かない造林地と原生林へのアクセス開設、不成績造林地の天然林への誘導、植生回復、シカの移動、植生と水文・水質の関係、樹木の機能特性、材の搬出および活用、森林整備体験・環境教育等の研究および森林整備活動を展開していく予定です。

両者は、このような産学連携型の森林整備および研究活動が今後さらに拡がりをもって展開されることを期待し、これらの活動の成果を積極的に公開し情報発信していく予定です。

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7月27日に行われたサントリーとの協定締結式