竹本 周平

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Takemoto, Shuhei

助教(千葉演習林/森林生物機能学研究室)
専門分野:樹病学・微生物生態学

プロフィール
1978年 広島県生まれ
1997年 広島大学附属高等学校 卒業
2002年 京都大学生産環境科学科 卒業
2007年 京都大学大学院農学研究科地域環境科学専攻博士課程 修了
2007年 4月 農研機構果樹研究所 研究補助員
(併任: 神奈川県立生命の星・地球博物館 外来研究員)
2008年 4月 農業環境技術研究所 特別研究員
2011年 4月 森林総合研究所 非常勤職員
2011年 6月 森林総合研究所 非常勤特別研究員
2013年 4月 森林総合研究所 非常勤職員
(併任: 神奈川県立生命の星・地球博物館 外来研究員)
2013年 10月 東京大学演習林 特任助教
2014年 6月 東京大学演習林 助教

20年以上前になりますが、故郷の山のマツの木が一時にほとんど枯れてしまったことがありました。いわゆる「マツ枯れ」です。そのときの異様な光景には、中学生だった私の心にも何か訴えるものがあったのでしょうか、のちに私は大学でマツ枯れの研究に取り組むこととなり、いまに至るまで樹木の病原体などの微生物に関する研究に携わっています。微生物が他の生物や環境からの影響に対してどのように適応しているのか、それらにどのように働きかけているのかを明らかにしたいと思っています。
美術館めぐりが好きで、ゆったりできる日には興味にまかせて美術館のハシゴをしたりしています。ほかにも趣味はたくさんあるのですが、なかなか大成しないので不甲斐ないことです。体を動かすことでいえば、自転車で遠乗りするのは楽しいです。

★現在の主要な研究テーマ
★研究業績
★学位及び賞等
★学会活動
★教育活動
★社会貢献
★ひとこと


★現在の主要な研究テーマ
「土壌病原菌である白紋羽病菌Rosellinia necatrixおよび類縁菌の分類と生態に関する研究」

★研究業績

研究業績データベース

    ★学位及び賞等
    博士(農学)(京都大学)「マツノザイセンチュウの病原力の進化に関する研究」2007年3月

    ★学会活動
    樹木医学会、日本土壌微生物学会、日本菌学会、日本生態学会、日本線虫学会、日本森林学会、日本植物病理学会

    ★教育活動
    ●教養学部
    全学体験ゼミナール「都市の緑のインタープリター養成」

    ★社会貢献
    森林インストラクター
    我孫子市鳥の博物館 市民スタッフ
    『季刊理科の探検』誌 編集委員

    ★ひとこと
    土壌病原菌である白紋羽病菌の研究を糸口に、関連菌群の分類や生態についての研究を進めています。微生物の環境への適応のあり方、とくに、病原菌/共生菌が宿主樹木に対して発揮する病原性や宿主特異性の生態的機能に興味を持っています。