教員の紹介

齋藤 暖生

Saito, Haruo

助教(富士癒しの森研究所/森林圏生態社会学研究室)
専門分野:林政学

33hsaito1.jpgプロフィール 
1978年岩手県出身。岩手県立盛岡第一高等学校を卒業し、京都大学農学部生産環境科学科、京都大学大学院農学研究科森林科学専攻と進学し、2006年3月に学位(農学博士)を取得しました。2006年4月より大学共同利用機関人間文化研究機構総合地球環境学研究所・プロジェクト研究員を務め、2007年12月より秩父演習林助教、2008年10月に富士演習林助教に着任しました。
学生時代から継続している研究対象は「山菜・きのこ採り」。子供時代の経験を手掛かりに「山の豊かさ」を考えてみようと思ったのがこの研究テーマを選んだきっかけです。関連する研究として入会やコモンズの研究、最近では木質燃料利用に関する研究にも取り組んでいます。
前の職場の総合地球環境学研究所では「アジア・熱帯モンスーン地域における生態史モデルの構築(生態史プロジェクト)」に所属し、ラオス・ビエンチャン近郊で植物・菌類資源の採取・利用についてフィールドワークを行ってきました。この研究所で掲げていた観点「環境問題は人間の文化の問題である」は、今後も突き詰めたい視点であり、今後は森林における活動と環境認識の関係、さらにはその知見の教育への応用などに取り組んでみたいと思っています。
趣味は貧乏くさいこと全般です。なんといっても「工夫すること」が楽しいんですね。研究もそうありたい、そう心がけています。

★現在の主要な研究テーマ
★研究業績
★学位及び賞等
★学会活動
★教育活動
★社会貢献
★ひとこと


★現在の主要な研究テーマ
「地域の生態と文化・社会の相互関係性」
「自然アクセス権の存立条件」
「森林をめぐる現代的協働関係の構築」


★研究業績
研究業績データベース

★学位及び賞等
京都大学博士(農学) 「自給的およびレクリエーション的な山菜・きのこ採りに関する研究-採取資源の性格と生態的背景-」 2006年

★学会活動
日本森林学会、林業経済学会、日本菌学会、日本地理学会、生き物文化誌学会、コモンズ研究会(世話人)、民族自然誌研究会、中日本入会林野研究会、東日本入会山村研究会、International Association for the Study of the Commons

★教育活動
●他大学
都留文科大学社会学科環境・コミュニティ創造専攻「地域資源管理論」

★社会貢献
森林インストラクター養成講座「山村と農林業」
やまなし木質バイオマス協議会顧問
山梨県美しい県土づくり推進協議会
山梨県山中湖村における地域活性化活動
粟井英朗環境財団公募助成事業審査委員

★ひとこと
一口に森林と人間の関係と言っても、フィールドに出ると、「こんなふうに森林の仕組みと人の生活が関わっているんだ」と目から鱗が落ちるような発見をしたり、「人が山と付き合うための知恵って素晴らしいな~」と感動したりすることがあります。そんな時、研究の達成感を感じると同時に、人として何か大事なものを勉強させてもらったような気持ちになります。山と人を見るフィールドワーク、オススメです。