◆2008年 富士演習林ニュース◆


1.富士演習林の概要が新しくなりました(2008/5/1)


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2.総合科目「森林−人間系の科学」山中湖畔の巨樹・巨木(2008/6/14-15)


  
 教養学部の学生が対象である総合科目の実習が行われました。
 実習は、4つのグループに分かれてそれぞれ千葉・秩父・富士・樹芸の各演習林に行くシステムで、富士演習林には10人の学生が来ました。

 富士演習林班は『巨樹巨木は、人間の生活とのどのような関わりの中で残されてきたのか。あるいは、どのような場合(場所・樹種)に残っていやすいのか。その理由があるとすれば何か。山中湖の場合を例にとって考える。』をテーマに、授業での山中湖や巨樹・巨木についての事前学習をふまえて、実習では山中湖の湖畔沿いにある巨樹・巨木の直径や環境を、自転車で一周しながら計測しました。

 ちなみに、巨樹・巨木には明確な定義はありませんが、一般的には地上から130cmの位置で幹周(幹の円周)が300cm以上の樹木とされているようです。

 自転車での調査ということで、お天気が心配されていましたが、無事に終わりました。

 写真は、直径の測り方の説明を受けているところです。
 数値がそのまま直径になっている便利な巻き尺です。


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