森の健康診断の10年 
  愉しくてためになる流域の森のキヅキとマナビ

編者   矢作川森の健康診断実行委員会
発行者 東京大学演習林 生態水文学研究所
発行所 東京大学演習林出版局
定価   1,500 円+税
A5判 240 頁 2016年3月15日発行
ISBN978-4-903321-22-6
 
矢作川(やはぎがわ)流域では、2000年に襲来した東海(恵南)豪雨がきっかけとなり、「矢作川森の健康診断」が始まりました。この取り組みは、森林ボランティアが中心となって研究者と組み、一般市民が参加して2005年から2014年までの10年間行われました。本書はその成果報告ならびに様々な取り組みの総括となっています。

<もくじ>

 写真で見る森の健康診断の1年
 森の健康診断調査項目
 矢作川森の健康診断調査地点

 はじめに

第1章 矢作川森の健康診断 10年のあゆみ
 第1節 なぜはじめたか 〜はじめ≠フ顛末〜
 第2節 年表「矢作川森の健康診断の10年」
 第3節 矢作川森の健康診断の概要
 第4節 悩みはこうして解決した!
  1 無断で山に入って大丈夫?
  2 健康診断を安全に行うために
  3 資金をどうする?

第2章 進化する森の健康診断
 第1節 方法開発物語 〜市民と研究者の協働で〜
 第2節 画期的な調査の道具
  1 まさかの100円グッズ
  【コラム】調査地点の絞り込み 〜地図の達人 橋本幸太郎さん〜
  2 「尺蔵」開発物語
 第3節 担い手物語
  【実践レポート】リーダーを務めて
  【コラム】もう一つのサポーター
 第4節 参加者が主人公の報告会

第3章 オプション調査開発物語
 第1節 土壌動物調査
 第2節 緑のダム実験
 第3節 植物調査もっと

第4章 10年やってわかったこと
 第1節 データからわかったこと
 第2節 流域内の地域の個性
 第3節 矢作川森の健康診断の多様な成果
  【コラム】木の駅プロジェクト
 第4節 アンケートからわかったこと
 
第5章 広がる森の健康診断
 第1節 全国会議
 第2節 誰でもどこでも参加できる森の健康診断 Web-GIS
 第3節 世代を超える「子どもの森の健康診断」
  【実践レポート】恵那市・長島小学校
  【コラム】感激・驚きの出会い

第6章 将来への展望
 第1節 流域圏思想
  【コラム】流域の森の健康診断
 第2節 矢作川流域圏懇談会
  【実践レポート】地域が主体となったあさひ森の健康診断が始動
  【実践レポート】山の棚おろし調査

 おわりに

 資料1 寄稿感想文
 資料2 矢作川森の健康診断マニュアル+調査票
 資料3 第10回矢作川森の健康診断チームリーダーマニュアル

 用語解説