マツの森をまもる


発行者 東京大学演習林出版局
発行所 東京大学演習林出版局
定価 (税込) 1,240 円
四六 判 148 頁 2011年3月発行
ISBN978-4-903321-12-7
 
昭和3年(1928年)に東京大学愛知演習林(現在の生態水文学研究所)に移管された新居町の海岸の土地。以来80年以上にわたり、多くの職員の手によってマツの海岸砂防林が作られていった。現在「新居試験地」と呼ばれるそのマツ林は、どのように作られ、どのように守られてきたのか。日本人にとっての「マツの森」、地元の人々にとっての「マツの森」、東京大学にとっての「マツの森」を考える。

<もくじ>

第1章 日本人とマツ
 第1節 白砂青松
 第2節 マツの文化
 第3節 海岸のマツ

第2章 マツ材線虫病の歴史
 第1節 松枯れの歴史と松が枯れるメカニズム
 第2節 松枯れ発生拡大と防除法
 第3節 失われゆく松原の風景

第3章 東大新居試験地と松枯れ
 第1節 東大の森「新居のマツ林」
  (1)新居試験地海岸砂丘の成立
  (2)新居試験地の歴史的変遷
  (3)新居試験地の植物
  (4)新居町の人々の生活・産業
  (5)環境資源としての海岸林・保安林
  (6)森林の炭素収支と松枯れ
 第2節 松枯れの進行
  (1)マツ枯れの経過
  (2)防除と予防
 第3節 松枯れ対策の現状と今後
  (1)現在の森林資源
  (2)整備計画